「介護福祉士試験問題」の記事一覧

人間の尊厳と自立

問題1 左大腿骨頚部骨折(femoral neck fracture)で入院していた軽度の認知症(dementia)のあるAさんが、介護老人保健施設に入所して2週間が経過した。入所時は、環境の変化によるせん妄(delirium)が見られ、日常生活の不活発による食欲低下から食事摂取量が少なかった。現在は、せん妄がなくなり趣味のカラオケをしたいとの要望が出るほどになってきたが、日常の金銭管理はできない状態である。 介護職の支援のあり方として、適切なものを1つ選びなさい。 1.提供する食事の量が多いと判断し減らす。 2.安全性を考慮し、ベッドを柵で囲む。 3.移動の際は全介助で行う。 4.他の利用者・・・

人間関係とコミュニケーション

問題3 対人援助関係におけるコミュニケーションの基本に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 1.一方的な意思表示ではない。 2.その人の生き方や経験は反映されない。 3.感情の伝達は含まない。 4.情報の伝達を目的としない。 5.人間関係の形成とは関連しない。 答え:正解 1 1.○ 相手がいるからこそ会話が成立します。コミュニケーションの基本は一方的な意思表示ではありません。 2.× その人の生き方や経験はさまざまな形で現れます。 3.× 相手への伝わり方は、感情によっても変化します。 4.× コミュニケーションとは、情報の伝達をいえます。 5.× コミュニケーションの目的・・・

社会の理解

問題5 核家族に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 1.経済的な協働がない。 2.生殖がない。 3.家族の基礎的な単位ではない。 4.夫婦、夫婦と子ども又はひとり親と子どもから成る。 5.拡大家族を構成することはない。 答え:正解 4 1.× 核家族でも夫婦共働きでもあり、経済的な協働もあります。 2.× 核家族の夫婦からも子どもは生まれます。 3.× 核家族の家族の基礎的な単位です。 4.○ 核家族とは、一組の夫婦とその子ども成る家族のことです。 5.× 拡大家族とは、親と、結婚した子どもの家族などが同居する家族形態のことをいいます。核家族であっても、子が結婚して親と同居・・・

介護の基本

問題17 「国民生活基礎調査(平成19年)」、「介護サービス施設・事業所調査(平成21年)」に基づく日本の介護の現状として、正しいものを1つ選びなさい。 1.要介護者等の性別では男性が多い。 2.同居している主な介護者としては「子の配偶者」の構成割合が最も高い。 3.介護保護施設の在所者数は介護療養型医療施設が最も多い。 4.要介護1から5まで要介護度が高まるほど同居している主な介護者の介護職時問は亜増大する。 5.居宅サービスでは訪問入浴介護の利用者数が多い。 答え:正解 4 1.× 平成19年調査では平成22年国民生活基礎調査でも、要介護数は、女性67.2%、男性32.8%と女性の方が多い・・・

コミュニケーション技術

問題33 コミュニケーションに関する次の記述のうち、適切でないものを1つ選びなさい。 1.「なぜ」「どうして」の聞き方は問い詰められているように相手が感じることがある。 2.まず相手との関係づくりが大切である。 3.自分の非言語的な行動が持つメッセージを意識しておく。 4.よく知っている人であるという思い込みが、相手の心情を見えにくくする。 5.相手との親密度に関係なくパーソナル・スペースは一定である。 答え:正解 5 1、2、3、4 ○ いずれもコミュニケーション技術の基本といえる。介護者は、声掛けだけでなく自身の何気ないふるまいも、利用者に影響を与えることを自覚していなければなりません。 ・・・

生活支援技術

問題41 Kさん(70歳、女性)は右片麻痺で室内では杖歩行、外出には車いすを利用している。Kさんは月に一度、おしゃれをして近くのデパートに買い物に行くのを楽しみにしている。 介護職の対応として、適切でないものを1つ選びなさい。 1.化粧を手伝った。 2.買い物の希望を聞いた。 3.お金を使い過ぎないよう、財布を預かった。 4.デパート内では今回も杖歩行したいか、たずねた。 5.Kさんのなじみの洋品店によ寄りたいか、たずねた。 答え:正解 3 1.○ Kさんには右片麻痺があり、おしゃれが好きであることから、化粧を手伝うのは適切な対応といえます。 2.○ Kさんは買い物に行くのを楽しみにしており、・・・

介護過程

問題61 介護過程の意義と目的に関する次の記述のうち、適切でないものを1つ選びなさい。 1.根拠に基づいた介護職の実践を可能にする。 2.利用者の望むことをすべて取り入れる。 3.利用者の自己実現を目指す。 4.利用者個々の適した介護を提供する。 5.介護の専門性を高める。 答え:正解 2 1.○ 介護過程とは対象者の介護の問題を解決するための関わりです。介護過程の展開により、根拠に基づいた介護の実践を可能にすることができます。 2.× 介護者は、利用者の望むことを大切にしなければなりませんが、専門的な視点から適切なアドバイスを行うことで、利用者が自立した生活ができるように支えるのが本来の役割・・・

発達と老化の理解

問題69 高齢者の年齢規定に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 1.老齢厚生年金は55歳以上の者に対して支給される。 2.老人福祉法では原則として60歳以上の者を施策の対象としている。 3.介護保険法の第一号被保険者の年齢は65歳以上である。 4.高齢者の医療確保に関する法律による後期高齢者医療制度は70歳以上の者を対象としている。 5.世界保健機関(WHO)では70歳以上を定義している。 答え:正解 3 1.× 老齢厚生年金とは、サラリーマンなどの厚生年金に加入した人が原則65歳 から受け取ることができます。→厚生年金法第42条 2.× 老人福祉法では、老人を65歳以上と規定・・・

認知症の理解

問題77 グループホームにおける認知症ケアに関する次の記述のうち、適切でないものを1つ選びなさい。 1.利用者同士がなじみの関係になれることを重視する。 2.利用者が力を発揮できる場面をつくる。 3.行動・心理症状(BPSD)の治療に焦点を当てる。 4.家庭的な環境をつくる。 5.地域との交流を進める。 答え:正解 3 1.○ グループホームは、少人数で共同生活を行う施設であり、利用者同士がなじみの関係になれることを尊重しています。 2.○ グループホームは、認知症高齢者が日常生活上の支援や、機能訓練などのサービスを受ける施設であり、ケアにおいては、利用者が力を発揮できる場面を作ることが重要で・・・

障害の理解

問題87 ICF(International Classification of Functioning, Disability and Handicaps:国際生活障害分類)にしたがって次の問題を定義した場合、正しいものを1つ選びなさい。 1.片足を切断しても義足を着けて歩くことができるのは「参加」である。 2.右片麻痺があるが福祉用具を使って食事を作ることができるのは「活動」である。 3.尿失禁が思わぬときに起こるのでゲートボール大会への出場を控えるのは「活動制限」である。 4.調理や掃除等の生活行為ができなくなるのは「参加制約」である。 5.盲導犬利用者が結婚式への出席を断られるのは「活・・・

サブコンテンツ

このページの先頭へ